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2017年5月18日(木)京都大学国際科学イノベーション棟 5階 シンポジウムホール

開催報告

2017年5月18日(木)京都大学国際科学イノベーション棟 5階シンポジウムホール

プログラム

9:00-10:00

受付 (コーヒーと軽食)

10:00-10:05

山崎 寿郎(京都大学 産官学連携本部)

10:05-10:20

開会の挨拶

阿曽沼 慎司(京都大学 理事)

10:20-10:50

基調演説 (仮テーマ:パテントクオリティーと企業と大学の連携について)

長澤 健一(キヤノン株式会社 常務執行役員 知的財産法務本部長)

10:50-11:10

ネットワーキング コーヒーブレイク

11:10-12:25

新規事業分野での成功の鍵を握る知財戦略

クラウド、IoT、細胞診断、再生医療、電気自動車などの新規分野では、過去に例のない価値の創造がおこなわれている。これまでにない製品やサービスの開発が進み、技術分野や業界の垣根を越えた連携が必須となっている。特許権その他の知的財産権を駆使した事業提携や事業防衛が重要となる。また、これまでの知的財産権制度による保護から漏れる分野がないか、個人情報の保護やセキュリティーなどの課題についても触れる。

  • クラウド、IoTにおける知財保護
  • トレードシークレットとして秘匿するべきものと特許による保護を受けるべきもの
  • 広範技術を対象としたビジネスパートナーとのハイブリッドライセンス
  • 事業・技術提携、共同開発、ライセンスによる価値の最大化
  • 事業提携その他のコラボレーションにおける知財の役割

モデレーター

  • 萩原 弘之(ポールヘイスティングス 訴訟部 パートナー)
  • スピーカー

    • 今井 正栄(富士フイルム株式会社 知的財産本部長)
    • 戸田 裕二(株式会社 日立製作所 理事 知的財産本部長)
    • Bin Sun, Chief Legal Officer, Xiaomi
    • 樋口 雅一(京都大学 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点 特定助教 / 株式会社Atomis 創業者)
    12:25-13:40

    昼食

    13:40-14:10

    米国特許庁審判部における付与後異議申立制度の状況

    Kevin Jakel, Founder & CEO, Unified Patents

    14:10-15:25

    進歩するイノベーションエコシステム – 産学連携・ベンチャーの育成・起業支援

    さらなる知的創造サイクルの形成とイノベーションの活性化に向けて、企業、大学等の研究機関およびベンチャー企業の間では、グローバルなネットワークの強化が急速に進んでいる。 本セッションでは産学の研究開発戦略と双方の補完関係を精査した上での最適パートナーとのマッチングの重要性とその手法につき議論する。また、事業計画に最適な資金調達につき、ベンチャーキャピタル、ファンドの観点でも検討する。

    • 自前主義の研究開発・事業開発 vs 研究機関やベンチャーなどの外部リソースを活用した開発
    • 必要なリソースをもった研究開発のベストパートナーをみつけるには
    • 知財力を梃にした資金調達・アライアンス
    • ベンチャーに積極投資で技術・製品のリーダシップを確実にする企業のベンチャーキャピタル部門
    • 最大限のパフォーマンスとwin-winの結果をもたらすために留意すべき事項

    モデレーター

    鮫島 正洋(弁護士法人 内田・鮫島法律事務所 パートナー)

    スピーカー

    • 山澤 勉(オムロン株式会社 知的財産センタ長)
    • 川名 弘志(KDDI株式会社知的財産室長)
    • 檜木 達也(京都大学 エネルギー理工学研究所 准教授)
    • 若宮 淳志(京都大学 化学研究所 准教授)
    15:25-15:45

    ネットワーキング コーヒーブレイク

    15:45-17:00

    事業戦略および投資判断において重要性が高まる特許の質

    近年の米国における特許法改正および裁判所の判断の結果、グローバルな知財取引における特許評価においては、侵害性よりも有効性の比重がますます高まっている。その結果、事業戦略および投資機会の検討においては、特許の有効性がこれまで以上に重要視されることになる。本セッションではそれらの変化が企業及び研究機関に与える影響および今後の傾向を分析し最適な戦略検討する。

    • 特許の有効性の重要性の高まりが、特許権の行使・防衛・取引に与える影響と戦略の変化
    • 企業の特許ポートフォリオ戦略における量から質への転換は十分か - 取得・維持コストのROI
    • 質の高い特許の選定方法、有効性に疑問のある特許の活用が産業界に与える影響
    • inter partes review 時代の特許権の行使と防衛の最善策

    モデレーター

    Shawn Ambwani, COO, Unified Patents

    スピーカー

    • James Finnegan, Senior Vice President, Intellectual Property Strategy, Comcast
    • 德田 佳昭(パナソニック株式会社 知的財産センター 所長)
    • 西川 達哉(本田技研工業株式会社 知的財産・標準化統括部 コーポレート知的財産部長)
    • Mitchell Rosenfeld, Director, San Francisco, Houlihan Lokey
    17:00-18:15

    カクテル レセプション


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